突発的なまぶたのむくみ

朝起きたとき、まぶたがパンパンに腫れあがっていた…そんな経験は珍しい話ではありません。

とくに、お酒を飲み過ぎた翌日や睡眠不足のとき、まぶたは腫れぼったくむくんでしまうことが多いです。

目元がむくんだ状態では、外出して人に会うのも嫌になったり、アイメイクが難しくなるので、早く解消したいものですよね。

慢性的なまぶたのむくみ

一方で、「ずっと目元の腫れが治らない」…と”慢性的なまぶたのむくみ”で悩んでいる女性も多いと思います。

現代人は「目元の疲れ・ストレス・運動不足」などの影響で、(一時的ではなく)慢性的に目の周りがむくんでいる方がとても多いです。

あなたも、「まぶたのむくみ」がずっと続いて悩んでいませんか?

あるいは、一時的にむくみが治っても、またすぐ”腫れ”が戻ってしまう場合も多いと思います。

エクササイズが効果的!

「なかなか瞼のむくみが取れない」…と悩んでいる方は、目元の筋肉を動かすエクササイズを習慣にするのがお勧めです。

エクササイズを毎日継続することで、目元の筋肉をほぐして血行不良を改善できるので、「むくみ」を根本から解消するのに役立ちます。

目元が慢性的に腫れぼったい方は、血行不良でまぶたに余計な水分や老廃物をため込んでいる可能性があるので、「筋肉の運動」でスッキリ改善しましょう。

とても簡単な方法なので、実践しないのはちょっと勿体ないくらいです。

朝の「突然のむくみ」を解消するのにも役立つエクササイズなので、このページでやり方を習得しましょう。

まぶたのむくみの原因

まずは「まぶたのむくみの原因」をしっかり把握しておきましょう。

「むくみ」の原因は主に次のとおり。

  • 目の疲れ・眼精疲労
  • 体の疲れ・体調不良
  • 寝不足
  • 寝すぎ
  • 運動不足
  • ストレス
  • アルコールや塩分の摂り過ぎ

体や目元の疲れ

体や目元に疲れがたまると、目の周りの血行やリンパの流れが悪化します。すると、余計な水分や老廃物が排出されず、一箇所に滞ってしまうので、まぶたに「腫れ」や「むくみ」が生じてしまうのです。

仕事の疲れで、夕方から夜にかけて「むくみ」が生じることが多いですが、現代人はPC・スマホの使用時間が長いので、慢性的にまぶたがむくんでいる傾向があります。

毎日、パソコン・スマホ・テレビなどの画面を長時間見ていると、目元の血液循環が悪化して「むくみ」がずっと続いてしまいます。

なかなか「むくみ」が取れないという方は、日々の生活で目を酷使していないか、ちょっと振り返ってみてください。

娯楽や情報収集にテレビやネットを見るのは仕方ないことですが、目元を美しく健康的に保つには、意識的に目を休ませる「時間」や「曜日」をつくることも大切です。

寝不足・寝すぎ

「寝不足」でも「寝すぎ」でも、共にまぶたがむくむ原因になります。

睡眠時間が短い場合は、目の周りが血行不良になって代謝力が悪化するので、余計な水分や老廃物が溜まって「むくみ」が現れます。

逆に、寝すぎると、体を動かさない時間が長くなるので、リンパの流れが滞って「むくみ」を引き起こします。

特に、うつぶせで寝る癖がある人は、重力で目元に余計な水分などが溜まりやすいので、朝起きたときに「まぶたの腫れ」がひどくなる傾向があります。

運動不足

運動不足だと、血行不良でまぶたに「むくみ」が出やすくなります。

日々の生活で体を動かすことが少ないと、全身の血液循環が悪くなり、目元の血流にも悪影響を及ぼします。

結果として、目の周りに老廃物が溜まって「むくみ」が現れるので、全身の運動習慣も大切です。

ストレス

精神的なストレスも、目元の血流や代謝機能に悪影響を与えるため、「むくみ」の原因になります。

まぶたの腫れをスッキリさせるには、気分をリフレッシュすることも大切です。

アルコールや塩分の摂り過ぎ

アルコールや塩分を摂り過ぎると、顔や目元が腫れぼったく変化します。

アルコールは血管を拡張する作用があるので、血液中の水分が外へ染み出しやすく、皮下に溜まって「むくみ」に繋がります。

一方、塩分を取りすぎると、体の塩分濃度を一定に保とうとする働きから、通常より水分を多く抱え込んでしまうので、顔全体が腫れてしまいます。

まぶたのむくみが取れない!?

まぶたのむくみが取れない場合、目元の筋肉がこわばって、血の巡りが悪くなっている可能性があります。

パソコン・スマホ・テレビなど、画面を長時間見ていると、目の周りの筋肉が緊張して血液循環が悪化します。慢性的に血行不良が続くと、目元の腫れが自然と引かずに、むくんだ状態がずっと続いてしまいます。

こわばった筋肉をほぐすには、まぶたのエクササイズが有効です。

意識的に目の周りの筋肉を動かすことで、目元の血行を促進できるので、むくみの解消に役立ちます。

以下、詳しいやり方を解説するので、さっそく実践してみてくださいね。

まぶたのむくみ解消エクササイズ

まぶたのエクササイズで「むくみ」を効果的に解消しましょう。

エクササイズは、目元の筋肉をほぐして血行不良を改善できるので、皮膚の内側から根本的なアプローチが可能です。

目の周りの筋肉を意識的に動かすことで、こわばった筋肉を弛緩させ、血行とリンパの流れを促進することが出来ます。

血行とリンパの流れが良くなれば、余分な水分と老廃物を外に排出できるので、むくんだ瞼がスッキリ引き締まります。

ずっと目のむくみが続いている方は、エクササイズを習慣的に継続するのがお勧めです。

エクササイズを習慣にすれば、目元の血行が改善されていくので、むくみ取りに役立つだけでなく、徐々にむくみにくい体質に近づくことが出来ますよ。

簡単な方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。

むくみ解消エクササイズ

まぶたのむくみを解消には、「目を開け閉めするエクササイズ」が効果的です。

  1. 目をゆっくり閉じていき、そのままギューッと強めにまぶたを閉じる。
  2. この状態で5秒キープ。
  3. 力を抜いて、今度はできるだけ大きく目を見開く。
  4. この状態で5秒キープ。

「目を強めに閉じる(5秒)」
「目を大きく開く(5秒)」

…を繰り返す簡単エクササイズです。

この流れを1セットとして、5~10回ほど繰り返してください。

ポイントは、目の周りの筋肉の「眼輪筋」(がんりんきん)を意識することです。

「眼輪筋」は眼球をドーナツ状に囲む筋肉ですが、目を大きく開け閉めすることで、効果的に収縮・弛緩させることが出来ます。

エクササイズの効果

まぶたのエクササイズで「眼輪筋」を動かすことで、滞った血行とリンパの流れを効果的に改善することが出来ます。

目元の血行とリンパの流れが良くなれば、余分な水分と老廃物をリンパ液が回収して排出してくれるので、「むくみ」を根本から解消するのに役立ちます。

また、毛細血管を通じて必要な酸素や栄養を取り入れやすくなるので、目元を若々しく健康的に保つことが出来ますよ。

エクササイズを習慣にすることで、目の周りの血行状態が徐々に良くなっていくので、すぐに「むくみ」が取れない方は継続するのがお勧めです。

毎日エクササイズを続けることで、目元の筋力もアップするので、まぶたにハリが出て「たるみ対策」にもなります。

「目をギュッと5秒閉じて、パッと5秒開く」
…を繰り返す簡単エクササイズなので、洗顔後や入浴後、あるいは入浴中などにいつでも実践できます。

目元の血行が悪いと「腫れ」や「むくみ」が治らないので、まぶたの運動を意識的に行って、こわばった筋肉をほぐしましょう。

筋力UPで目元にハリが出てアンチエイジング効果もあるので、朝や夜など習慣的に継続するのがお勧めです。

■蒸しタオルや温冷療法もおすすめ!

蒸しタオルで目元を温めて血行促進すると、むくみの解消に効果的です。

また、「温める」「冷やす」を交互に繰り返す「温冷療法」を行うと、血行促進効果をさらに高めることが出来ます。

詳しい方法はこちらのページをご覧ください(*自宅で簡単にできます)。
まぶたのむくみを治す | 蒸しタオルと温冷療法が効果的!

全身の運動も「むくみ」に効く!

まぶたのむくみを取るには、全身の運動も効果的です。

運動不足で体の血液循環が悪いと、まぶたにも悪影響を与えてしまいます。

「まぶたが重い」「腫れぼったい」という方は、目元だけでなく、全身のトレーニングや有酸素運動を心がけましょう。

体全体に筋肉がつけば基礎代謝が向上するので、まぶたに「むくみ」などのトラブルが生じにくくくなります。

また、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を行うことで、全身に血液が行き渡りやすくなるので、まぶたの代謝機能も向上します。

軽いスポーツでも、溜まった脂肪などの老廃物を排出するのに役立つので、日々の生活に運動の習慣を取り入れてください。

瞼だけでなく、心もすっきりリフレッシュできますよ。