むやみにまぶたをこするのはNG!
まぶたをこすると皮膚が伸びて「たるみ」を引き起こすことがあります。
たるみが出来る原因はさまざまですが、目元を軽くこするだけでもダメージが蓄積して「たるみ」に繋がることがあるのです。
特に、花粉症の方は、目がかゆくてこすってしまう事が多いので注意が必要です。
また、女性の場合、洗顔やメイク落としのとき、こすり過ぎないように要注意。まぶたをゴシゴシこすると、皮膚が少しずつ伸びて「たるみ」の進行が早くなります。
日常の些細な癖や習慣が「たるみ」を引き起こす原因になります。このページで「たるみ」の元になる行動をチェックして、日々の生活を改善しましょう。
まぶたのたるみはこするのが原因?
まぶたの皮膚はとても薄くデリケートなため、軽くこすっただけでも、赤く腫れてしまう事があります。目がかゆくて無意識のうちにこすることが多いと、徐々にダメージが蓄積して皮膚が伸びてたるんでしまうのです。
まぶたの弾力と筋力が衰えると…
たるみの原因はさまざまですが、まぶたの弾力と筋力が衰えると徐々に皮膚が垂れ下がります。年齢とともに、自然とまぶたの弾力と筋力は衰えますから、たるみが出来るのは仕方がないことでもあります。
こすると「たるみ」が進行する
年々、まぶたは重力に負けて垂れてきますが、目元をこすることが多いとたるみの進行は早くなります。目の周りを頻繁にこすると、まぶたの弾力と筋力が衰えやすくなり、皮膚が伸びてたるんでしまうのです。
体全体の中でも、特にまぶたはデリケートなので、ダメージの影響が最も顕著に現れます。乾燥や紫外線の影響でたるみが出来ることもありますが、特に目の周りを頻繁にこする癖がある方は注意が必要です。
疲れや痒みで目をこすることが多いと、徐々にダメージが蓄積してたるみが酷く悪化するケースもあります。洗顔やメイク落としの時も、強いダメージを与えないように注意しましょう。
「眼瞼挙筋」が損傷する危険性
目の周りをゴシゴシこすると、瞼を引き上げる筋肉の「眼瞼挙筋」が損傷する危険性もあります。眼瞼挙筋は、まぶたを持ち上げるのに重要な部位ですから、ここが衰えると皮膚の下垂が酷くなります。
眼瞼挙筋の損傷により、まぶたのたるみが悪化すると「眼瞼下垂症」を引き起こす可能性もあります。既にたるみの症状が酷い場合は、早めに医師の診療を受けるのがいいでしょう。
まぶたを頻繁にこすると…
まぶたを頻繁にこすると、単に「たるみ」が出来るだけではありません。摩擦によるダメージで、元々きれいな二重まぶたが崩れてしまったり、時に三重まぶたが現れることもあります。また、片方の目だけ「たるみ」が酷くなり、左右アンバランスな目元になるケースも見受けられます。
たるみが悪化するとアイメイクも難しくなりますし、顔の印象も大きく変わってしまいます。日々のダメージの蓄積で徐々にたるみが進行するので、むやみにこすらないように気をつけましょう。
花粉症の方は要注意
花粉症で目がかゆいと、ついこすってしまいますよね。私も、アレルギーで目をこすってしまう事も多かったんですが、今は出来るだけ、まぶたを触らないように気をつけています。
花粉症は、体内に侵入したアレルゲンを排除する免疫反応ですが、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒みなどを引き起こします。花粉症そのものが「たるみ」の原因になるわけではありませんが、目をこする動作を繰り返すことで、皮膚が次第に伸びてしまいます。
アレルギーの方は、無意識にまぶたを触ってしまう事が多いので注意が必要です。皮膚を摩擦することが多ければ多いほど、年々皮膚が伸びて「たるみ」が目立ってきてしまいます。
花粉症のアレルゲンとなる花粉は、スギ・ヒノキ・ブタクサ花粉をはじめとして、実は1年中飛散しています。現在花粉症でない方も、年々花粉を吸いこむことでアレルギーが発症するリスクが高まります。
特に3~5月はスギ・ヒノキ・ハンノキ花粉のハイシーズンなので、マスクを着用して花粉を吸いこまないように工夫しましょう。
そして、瞼のたるみ対策には、目が痒くても指でこすらないようにまずは意識することが大切です。
洗顔時のこすり過ぎに注意
女性の場合、洗顔やメイク落としでまぶたをゴシゴシこすってしまうと、皮膚にダメージが蓄積して「たるみ」ができる原因になります。アイメイクをしっかり落とすため、クレンジングや洗顔を入念に行っていると、強い摩擦で皮膚が伸びて垂れてきてしまいます。
実は、強くこすってまぶたを洗っても、メイクの油分や汚れはしっかり落とすことができません。むしろ、目元の皮膚に負担を与えて「たるみ」を引き起こす原因になってしまいます。
洗顔はまず「泡立て」が大切です。
皮脂の多いTゾーンから泡を馴染ませて、瞼・頬・口元を優しく洗いましょう。すすぐときは、30~35度くらいのぬるま湯で洗顔料が残らないように洗い落とします。お湯が熱すぎると、あとで肌が乾燥するので注意が必要です。
洗顔後は、清潔なタオルでこすらず優しく水気を取りましょう。ゴシゴシ擦るように顔を拭くと、摩擦でまぶたに負担がかかってしまいます。
拭くときは、肌にポンポンと優しくタオルを当てて、水気を吸収させましょう。
パソコンやスマホで瞼がたるむ
パソコンやスマホを長時間使っていると、目が疲れて乾燥気味になり、痒みが生じることが多くなります。目が痒くてこすってしまうと、皮膚にダメージを与えて瞼が下垂する原因になります。
現代人はPC・スマートフォンの使用時間が長いため、目の周りの筋肉(眼輪筋や眼瞼挙筋)が衰えやすいと言えます。特に、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)が衰えると、皮膚が垂れてきやすくなります。
さらに、目の疲れや痒みでこすることが多いと、「たるみ」を引き起こすリスクが高まります。
上まぶた用のアイクリームがお勧め!
たるんだ瞼を改善するには、皮膚を引き上げるトレーニングなども有効ですが、まずは上まぶた用のアイクリームを使用するのがお勧めです。
アイクリームを塗ってコラーゲンやエラスチンなどの美容成分を補うと、まぶたは弾力を取り戻すことが出来ます。弾力アップはたるみ改善に欠かせません。まずは、上まぶた用のアイクリームで弾力成分を補うのが良いでしょう。
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