まぶたが下がるのは加齢のせい!?
疲れ目や睡眠不足でもないのに
- 「最近、目が重い」
- 「まぶたが上がりにくい」
- 「上まぶたが下がってくる」
…などの症状が継続する場合、加齢の影響が考えられます。
年齢とともに目の上の皮膚は徐々にたるんでくるので、若い頃よりまぶたは下がって重たく感じられることが多くなります。
また、年を取ると目元の筋肉も衰退するので、上まぶたは徐々に持ち上がりにくくなり、下に垂れさがってしまうのです。
放っておくとヤバイ!?
まぶたの下垂(かすい)が進行すると、目のサイズが小さくなって老けた印象が強まりますし、視界がどんどん狭くなるので日常生活に支障をきたすケースも見受けられます。
症状が悪化して「眼瞼下垂(がんけんかすい)」になると、自力でまぶたを上げるのが困難になり、医師の治療(腱膜の再固定)も必要になります。
放っておくと年々まぶたの下垂はひどくなるので、早めに予防・改善することが大切です。
このページでは、加齢でまぶたが下がる「原因と対策」を詳しく解説しますのでご参考ください。
加齢でまぶたが下がる…原因と対策を徹底解説!
加齢でまぶたが下がる原因は、大きく分ければ次の3通りあります。
- まぶたのたるみ
上まぶたの「皮膚のゆるみ」や「筋肉の衰退」 - 眼瞼下垂(軽度・重度)
上まぶたの「腱膜や筋肉のトラブル」 - 血行や代謝の悪化
体や目元の血行不良・代謝力低下
これらの症状は特に中高年になると生じやすく、まぶたが垂れる要因になります。
上記の1つの症状だけでも瞼が下がる原因になりますが、複数の症状が組み合わさって瞼が下垂するケースも多いです。
一つ一つ順に原因をしっかり把握して、対策をチェックしましょう。
【原因1】まぶたのたるみ
加齢でまぶたに「たるみ」が出来ると、目の上が重くなって下に垂れてきます。
まぶたのたるみの原因は主に次の2つ。
- 肌の弾力成分の減少
- 目の周りの筋肉の衰退
年齢とともに、肌の弾力成分(コラーゲンやエラスチン)が減少すると、まぶたはハリを失って下にたるんできます。また、目の周りの筋肉(眼輪筋や上眼瞼挙筋)が衰退すると、上まぶたは持ち上がりにくくなり、徐々に垂れ下がります。
自然な老化現象として、目の上の「弾力」と「筋力」が低下することで、まぶたは重力に逆らえなくなり、徐々に下垂してしまうのです。
たるみ対策
たるみ対策には・・・
まぶたの「弾力」と「筋力」、
この2つにアプローチすることが重要です。
アイクリームで弾力をサポート!
たるみ対策には、単なる保湿クリームではなく、しっかり弾力をサポートできるアイクリームを使いましょう。
オススメは、上まぶた用のアイクリーム【リッドキララ】です。
リッドキララを使えば、肌のコラーゲンとエラスチンを同時にサポートして、失われた弾力を効果的に補うことが出来ます。表面的なケアに止まらず、内側からキュッと引き締めてくれるので実感度が違いますね(^^)
加齢で皮膚が「ゆるむ」とまぶたが下がるので、引き締めるケアはとても重要です。
私自身、リッドキララを実際に使ってみて・・
垂れたまぶたを物理的にリフトアップして根本的に引き締めてくれたので、目元の印象がパッチリしたのがよかったです!
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リッドキララの特筆すべき点は「リフトアップ効果」です。垂れたまぶたを引き上げて目元をパッチリさせられるので、「もっと目を大きく!」という女性にはとてもお勧めですね。(*物理的な皮膜効果)
私自身、実際に使ってみて「リフト効果」を実感できましたし、それだけでなく、下にたるんだ瞼を根本的に引き締められたのがよかったです。
「重力に逆らうケア」が出来るアイクリームなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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エクササイズでまぶたの筋肉を鍛える!
目をパッチリ大きく開くには、まぶたの筋肉の「眼輪筋」と「上眼瞼挙筋」の役割が重要です。加齢でこれらの筋肉が衰えると、目の開きが小さくなってしまいます。
眼球をドーナツ状に囲む筋肉で、目の開け閉めに重要な役割を果たしています。この部位が衰えると、まぶたの開閉に支障をきたしたり、目元のハリが失われてシワやたるみが出来てしまいます。
上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)とは・・・
上まぶたを持ち上げるのに最も重要な筋肉です。この部位が衰退すると、まぶたを引き上げる力が弱くなり、目をパッチリ開くのが困難になります。
年齢とともに眼輪筋と上眼瞼挙筋が衰えると、目の上が重たくなったり、まぶたが下に垂れてきます。ひどくなると「眼瞼下垂」の症状も現れるので、エクササイズで予防・改善しましょう。
眼輪筋と上眼瞼挙筋を鍛えれば、下がり気味のまぶたが自然と持ち上がりやすくなります。また、綺麗な一重や二重に戻す効果も期待できるので、まぶたの筋肉を鍛えるエクササイズを実践しましょう。
【 眼輪筋トレーニング 】
- ゆっくり目を閉じていき、そのままギューッとまぶたを強く閉じる。
- まぶたを強く閉じた状態で5秒キープする。
- 今度は力を抜いて、パッと大きく目を見開く。
- 目を見開いた状態で5秒キープする。
(*これを1セットとして5回繰り返す)
このトレーングで眼輪筋を鍛えれば、まぶたがたるんで下垂するのを予防・改善することが出来ます。また、筋肉を鍛えることで皮膚にハリが出るので、目元の若返り効果が期待できます。
筋力アップに役立つだけでなく、目の周りの筋肉をほぐして血液循環も改善できるので、重いまぶたが軽く開閉できるようになります。
「目をギューッと5秒閉じて、パッと5秒見開く」…簡単トレーニングなので、さっそく実践してみましょう!
【 上眼瞼挙筋トレーニング 】
- 軽く目を閉じる
- 左右の眉毛の上に両手(指)を当てる。
- 眉毛が動かないように固定した状態で、上まぶたをグッと引き上げる。
- この状態(目を見開いた状態)で5秒キープする。
- ゆっくり目を閉じる。
(*これを1セットとして5回繰り返す)
このトレーニングで上眼瞼挙筋を鍛えれば、上まぶたを持ち上げる力が強くなり、まぶたが垂れ下がるのを予防・改善することが出来ます。
ポイントは、眉毛と額の筋肉に頼らず、上まぶた(上眼瞼挙筋)の力だけで目を見開くことです。両手で眉の上を押さることで、筋肉が動かないように固定できます(押さえ方は自由で、指を使っても手のひらを使っても構いません)。
“上目遣い”するような感覚で、眉毛を動かさずに上瞼だけを引き上げてください。
「上眼瞼挙筋」はまぶたを上げるのに極めて重要な筋肉なので、加齢で衰えないように鍛えましょう。上まぶたが下がり気味の方は、眉毛と額の筋肉に頼らず、目を見開くトレーニングを継続してください。
– もっと詳しく –
■「上眼瞼挙筋トレーニング」の詳細は、こちらのページをご覧ください。
⇒上眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング
■ 重いまぶたを上げるには、こちらのページもお勧めです。
⇒重いまぶたが改善!| 筋肉を鍛えるトレーニング
【原因2】眼瞼下垂
まぶたが下がる要因の一つとして「眼瞼下垂」があります。
まぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)の力が弱くなり、自然とまぶたが下がってしまう症状のことを言います。
眼瞼下垂になると、まぶたを上げる力が弱まるので、通常より目の開きが小さくなります。特に中高年になると発症しやすく、上まぶたが垂れ下がるので目のサイズも小さくなってしまいます。
原因は加齢の影響もありますが、まぶたにダメージが蓄積すると下垂の症状が現れやすくなります。
たとえば、以下の習慣はまぶたにダメージを与えて、眼瞼下垂を引き起こす要因になります。
- ハードコンタクトレンズの長期装用
- 花粉症で目を頻繁にこする
- 洗顔・クレンジングで目をゴシゴシ強くこする
- 眼精疲労・ドライアイ
これらの習慣でまぶたにダメージが蓄積すると、上まぶたの筋肉(上眼瞼挙筋)の力が弱くなり、眼瞼下垂の症状が現れます。
外的ダメージが加わると、まぶたの腱膜が瞼板から緩んだり外れたりするので、上眼瞼挙筋の機能が低下してしまうのです。上まぶたを引き上げる力が弱まるので、目の開きが小さくなって視界も狭くなります(腱膜性眼瞼下垂)。
年を取ると、若い頃からのダメージの蓄積で眼瞼下垂の症状が現れやすくなります。
自然と目を開いた状態で、黒目の瞳孔(中心部分)にかかるほど瞼が下がっていたら、眼瞼下垂の疑いがあるので医師に相談しましょう。
「眼瞼下垂」と「たるみ」の違いをちゃんと理解できていますか?
加齢でまぶたが下がったからといって、「眼瞼下垂」ではないというケースも多いです。
こちらのページで「違い」をチェックできるので、ぜひご覧になってみてください。
⇒眼瞼下垂とたるみの違い | 改善法も違う!?
眼瞼下垂の対策
眼瞼下垂の対策には、まぶたにダメージを与えないことが大切です。目の周りをこすったり圧迫したりすると、上眼瞼挙筋にダメージを与えて“腱膜のゆるみ”を引き起こします。
女性の場合、洗顔やメイク落としのとき、目の周りをゴシゴシ強くこすらないように気をつけましょう。花粉症のアレルギーがある方も、目薬の点眼でかゆみを緩和させ、目元をこすらないように注意してください。
コンタクトレンズを使用している方は、レンズの付け外しのとき、まぶたを過度に引っ張らないように気をつけましょう。ただし、レンズの装用中も常にまぶたに負担がかかるため、眼瞼下垂を予防するには出来るだけ眼鏡で過ごすのが望ましいです。
パソコンやスマホで目を酷使して「眼精疲労」や「ドライアイ」になると、”まばたき”するたびに上眼瞼挙筋に大きな負担がかかるため、眼瞼下垂を引き起こしやすくなります。こまめに目を休息させて、リフレッシュすることが大切です。
眼瞼下垂は自力で治せる?
後天性の眼瞼下垂は、“腱膜のゆるみ”が生じているケースが多いです(腱膜性眼瞼下垂)。加齢や外的ダメージの影響で、上まぶたの腱膜が瞼板から緩んだり外れたりすることで、上眼瞼挙筋の力が弱くなってしまうのです。
この種の「腱膜のトラブル」は、自分で治すことは基本的にできません。美容外科や形成外科で、目の上の余分な皮膚を切除したり、ゆるんだ腱膜を瞼板に再固定する手術が必要になります。
ただし、市販の美容商品(アイプチやアイテープ)で、見た目の印象を改善することは可能です。軽度の眼瞼下垂の場合、物理的に上まぶたをリフトアップさせれば、目元はパッチリ大きくなります。
先ほど紹介したアイクリーム『リッドキララ』も、濃密ジェルで上まぶたを引き上げる効果(皮膜効果)があるので、軽度の下垂なら見た目の印象を改善できます。
重度の眼瞼下垂の場合は、早めに医師に相談しましょう。
– 眼瞼下垂は自分で治せる? –
詳しく知りたい方はこちらをチェック!
⇒眼瞼下垂は自力で治すのは困難?| 自分で治したい方は必見!
【原因3】血行や代謝の悪化
年齢が上がるにつれて、体や目元の「血行・代謝」は徐々に悪化していきます。
若い頃は、体や目元が疲れてもすぐに回復しますが、40代を過ぎると疲労がなかなか取れず、まぶたが下がって重たく感じられることが多くなります。
年を取ると血管が老化するので、皮膚の表面にまで血液がスムーズに流れにくくなります。とくに毛細血管が血行不良になると、必要な酸素や栄養を取り入れにくくなり、余計な水分や老廃物が溜まるのでまぶたが重たく感じられます
目元の血流や栄養循環が悪くなると、皮下組織や筋肉のダメージも回復しにくくなるので、まぶたのたるみが進行して目の上がますます重たくなってきます。
年々、血行と代謝の悪化で瞼は下がりやすくなるので、生活習慣を見直して予防・改善することが大切です。
対策
目の周りの血行・代謝機能を改善するには、食事・睡眠・運動など「健康的な生活」を心がけることが基本です。特に現代人はデスクワークが多く、運動不足で血流やリンパの流れが悪化することが多いので、適度に体を動かすことが大切です(散歩や早歩きでもOK)。またパソコン・スマホ・テレビなど、画面を長時間見続けると目元の血行が悪化するので注意しましょう。
目元の血行促進には、先ほど紹介した眼輪筋トレーニングも効果的です。目の周りの筋肉をほぐして血行を改善できるので、日々の習慣に取り入れましょう。
⇒まぶたのむくみをエクササイズで解消しよう!
ストレスを溜めると血液循環が悪くなり、肌のターンオーバーも乱れます。まぶたの老化現象が早く進むので、リフレッシュできる習慣を作りましょう(運動はストレス発散効果があります)。
入浴も血行促進に効果があるので、お風呂上りはまぶたが軽く上がりやすくなります。医学的にも、血液循環の促進・むくみの解消・リラックス効果が認められているので、しっかり全身浴を習慣にしましょう(好ましくは「かけ湯→半身浴→全身浴」の順で、少しずつ水圧に慣らしていく)。
湯船につかりながら、眼輪筋や上眼瞼挙筋のトレーニングをするのもお勧めです。
まとめ
「加齢でまぶたが下がった!?」
と思ったら、まずは生活習慣を見直すことが大切です。
たとえば、座っている時間が長かったり、PC・スマホの画面を長時間みていると、目元の血行が悪くなりまぶたが重たく感じられます。こまめに休息をとったり、適度に運動することで重いまぶたを改善することが出来ます。
年を取ると肌の弾力成分が減少するので、アイクリームで「弾力を補う」ことも重要です。先ほど紹介した『リッドキララ』を使えば「弾力を補う」だけでなく、さらに皮膜効果でキュッと引き上げることが出来るので、悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか?
ただし、まぶたの下垂が酷い方は、「眼瞼下垂」が進行している可能性があるので早めに医師に相談しましょう。
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