まぶたのたるみを食べ物で治す!?｜ たるみに効く食べ物は？

「食べ物」でたるみを治す!?

私自身、「食べ物」を見なおすことで、まぶたのハリが改善したので、このページで重要なポイントをまとめておこうと思います。

まぶたのたるみを予防・改善するには、確かに美容液やアイクリームなども大切ですが、毎日の「食べ物」にも注意が必要です。

食事の栄養が「まぶたの皮膚」を形成するので、栄養が悪ければ「たるみ」が悪化するのは当然と言えば当然です。

逆に、日々摂取する「食べ物」に気を配ることで、効果的なアンチエイジングが出来ると考えれば、コスパがいい投資ではないでしょうか。

一日一日の積み重ねが「将来のまぶた」を作ります。

「まぶたのたるみを治したい」
「目元の老化を予防したい」
..という方は、毎日の「食事の栄養」に気をつけましょう。

このページでは・・・

を網羅的に紹介しますので、PC・スマホのブックマークなどに入れて、繰り返しチェックするのがお勧めです(^^)

せっかく知識を得ても「実践」しなければ効果は期待できないので、たるみの予防・改善に効く「食べ物」を日々の食生活に取り入れてください。

まぶたのたるみを食べ物で治す!?

「食べ物」が何より大事!?

まぶたの老化の原因はさまざまですが、たるみの進行が早いかどうかは「食べ物」の影響が大きいです。

なぜなら、まぶたの皮膚は「食べ物」から形づくられているからです。このシンプルな事実を忘れてはいけません。

食事で口から摂取した「食べ物」が栄養となって、血管を通じてまぶたに運ばれます。さらに、その「栄養」は毛細血管を通って、まぶたの皮膚表面に送り届けられます。

このように「食べ物」から栄養を摂取してこそ、まぶたの皮膚を若々しく健康的に保つことが出来るのです。

逆に、（極端な話ですが）食事を取らなかったらどうなりますか？

まぶたに限らず、体の細胞はどんどん死滅していきます。栄養がしっかり送り届けられなければ、細胞は老化して機能しなくなるのです。

要するに、「食事の栄養」こそ、まぶたに限らず、体のアンチエイジングに重要な要素と言えます。

栄養が偏った食生活では、「たるみの進行」が早くなってしまいます。

特に、まぶたの皮膚は繊細なので、老化の影響がもっとも顕著に現れます。「たるみ」を悪化させないためにも、日々の食生活を意識的に改善しましょう。

食べ物で「たるみ」は治る？

「肌にいい食生活」を心がけることは、あくまでも長期的なアプローチです。食べ物で「まぶたのたるみがすぐに治る」というわけではありません。

食事には「たるみ改善の即効性」はありませんが、「口から摂る栄養」は良くも悪くもじわじわ効いてきます。

日々、悪い食事を取っていれば「たるみの進行」が早まりますが、しっかり栄養の良いものを摂れば、皮膚の老化を遅らせることが出来ます。

悪い食生活を改めて、肌にイイモノを摂取することで、たるんだ瞼にハリを蘇らせることが出来るのです。

美容整形やヒアルロン酸注入のような即効性はありませんが、「いい食べ物」は安全かつ健康的に日常生活に取り入れられるので、肌の栄養に”無頓着”なのはもったいないことです。

「最近、目元にハリがない…」「瞼の皮膚がたるんできた…」という方は、食生活を見直すことをオススメします。

「瞼にいい食生活」は、短期ではなく、長期的に効果が出て「おいしく」続けられるので、このページでしっかりポイントをチェックしましょう。

以下、具体的に「たるみに効く食べ物」を紹介しますので、日々の美容と健康的な生活に役立ててください。

まぶたのたるみに効く食べ物

「まぶたのたるみに効く食べ物」を詳しくチェックしましょう。

食生活を改めることで「たるみ」がすぐに治るわけではありませんが、長期的には皮膚のハリを保ち、たるみの予防・改善効果が期待できます。

日々の「食事の栄養」で目元の老化スピードは変わるので、できるだけ「肌にいい食べ物」を摂り入れたいものです。

たるみに効く食べ物

以下、たるみに効く「食べ物」や「栄養素」を具体的に紹介するので、日々の食生活に取り入れてください。

ビタミン類

ビタミン類は「抗酸化作用」があるので、美肌のためには、食事で積極的に摂取したい栄養素の一つです。

体内の活性酸素は、私たちを菌やウイルスから守ってくれますが、反面、過剰に生成されると老化を促進するデメリットがあります。

活性酸素が過剰になる原因は、紫外線やストレス、たばこの喫煙など様々ですが、多量に生成されることで、（まぶたを含め）肌の老化を早めてしまうのです。

活性酸素の過剰生成を防ぐには、日頃から「抗酸化力の高い食べ物」を補うことが大切です。それによって、「行き過ぎた酸化反応」を抑制して、（目元だけでなく）肌全体を若々しく保つことが出来ます。

特に、抗酸化作用があるのは、3大ビタミンと呼ばれる「ビタミンA・C・E（エース）」です。これらを多く含む食材を積極的に摂取することで、酸化反応を抑えて、肌の老化を予防・改善することが出来ます。

■ ビタミンA
細胞を活性化させる働きがあるので、美肌を保つのに欠かせない栄養素です。また、皮膚表面の粘膜や潤いを保持しすることで、肌のバリア機能を高め、紫外線や乾燥など外的ダメージを軽減することが出来ます。

■ ビタミンC
紫外線によるメラニン色素の発生を抑制して、色素沈着（シミ）を起きにくくします。また、体内でコラーゲンの合成を助けるので、目元のシワやたるみ対策に大きな効果を発揮します。乾燥や肌荒れを防ぐのにも役立つので、美肌のためには必要不可欠な栄養素です。

■ ビタミンE
毛細血管を拡張する効果があるので、（目元を含め）肌の血行を改善できます。血行が良くなると、まぶたの皮膚表面にまで必要な栄養や酸素が行き渡りやすくなるので、「シワ・たるみ・くま」の対策に効果を発揮します。また、女性ホルモンの分泌を促進するので、肌のツヤを改善するだけでなく、精神的なイライラを抑制する効果も期待できます。

以上のビタミン群はすべて「抗酸化作用」があるので、「たるみの予防・改善に効く栄養素」と言えます。ビタミンが不足すると、体内に活性酸素が過剰生成されて、まぶたを含めて肌全体の老化が早まるので、「ビタミンA・C・E（エース）」を含む食材を積極的に摂取しましょう。

ビタミンを多く含む食材

• ビタミンAを多く含む食品
  ホウレンソウ・ニンジン・シュンギク・モロヘイヤ・小松菜・ニラ・赤ピーマン・パセリ・鶏のレバー・うなぎ
• ビタミンCを多く含む食品
  ピーマン・トマト・ブロッコリー・ジャガイモ・ホウレンソウ・モロヘイヤ・カリフラワー・小松菜・キウイ・イチゴ・夏ミカン・ハッサク・レモン
• ビタミンEを多く含む食品
  モロヘイヤ・アボガド・カボチャ・ホウレンソウ・アーモンド・赤ピーマン・サツマイモ・イカ・ブリ・キンキ・サケ・タラコ・スルメイカ

これらの食材はビタミンが豊富なので、日々の食生活に取り入れましょう。

ビタミン不足は「まぶたのたるみ」を悪化させるので、野菜や果物からビタミンA・C・E（エース）をバランスよく摂取してください。

ちなみに、サプリメントでもOKですが、過剰摂取は副作用の危険性もあります。

野菜や果物から栄養を摂れば、同時に「食物繊維」も吸収できて美容に効果的です。また、食材をしっかり噛むことで、顔や目元の筋力低下も防げます。

さらに、料理を美味しく感じるという「味覚への刺激」は、精神的にも好ましい影響があるので、アンチエイジングに効果的です（若さを保つには、できるだけ五感をバランスよく刺激した方が良いのです）。

「サプリメントなら手軽♪」と思いがちですが、同時に美容に大切な要素を失っている可能性があるので注意が必要です（「サプリの摂取」に反対はしませんが、あくまでも”補助的なもの”と考える方がいいでしょう）。

大豆食品

大豆食品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種「エストロゲン」と似たような作用をします。エストロゲンは「美肌ホルモン」と呼ばれていて、肌のハリやツヤ（潤い）を高めてくれる効果が期待できます。

「大豆食品」を積極的に取れば、大豆イソフラボンの吸収で「目元のハリ・ツヤ」に効果的なだけでなく、体内でヒアルロン酸やコラーゲンの合成をサポートしてくれるので、「シワやたるみ」の予防・改善効果が期待できます。

とくに更年期の「まぶたのたるみ」は、単に老化現象だけでなく、女性ホルモンの「エストロゲンの減少」も大きく影響しているので、大豆食品を食生活に積極的に取り入れましょう。

大豆イソフラボンを豊富に含む食べ物は「納豆・豆腐・油揚げ・揚げ豆腐・きな粉」などです。

豆乳やサプリで栄養補給しても良いですが、大豆食品の「食物線維」は腸内の善玉菌を増やし、便秘の予防・解消効果が期待できるので、美容と健康には上記の食品をこまめに食べるのがお勧めです。

「栄養はこまめに摂取する」のがポイントで、大豆食品を一度にたくさん食べても、食べない時間が長く続けば効果は半減してしまいます。

毎日、少量の大豆食品をこまめに取ることで、女性ホルモンのバランスを整えてくれます。

ちなみに、大豆食品はビタミンAを含む食材と一緒に食べると、抗酸化作用が高まってアンチエイジング効果が期待できます。大豆製品は、先ほど紹介した「ビタミンAを豊富に含む食べ物」と組み合わせて、美味しくいただきましょう。

ポリフェノール

ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する色素や苦味の成分です。強い抗酸化作用があり、活性酸素など体内の有害物質を無害に変える働きがあります。

また、ポリフェノールは血管を広げたり、しなやかにする作用もあり、体内の血液の流れをスムーズにしてくれます。さらに、毛細血管を強くする働きもあるので、目元の皮膚表面まで、血管を通じて必要な栄養や酸素を行き渡らせやすくなります。

毎日の食事でポリフェノールを摂取すれば、体内の酸化を抑制するとともに、血行を促進して肌のすみずみまで必要な栄養や酸素を届けられるので、高いアンチエイジング効果が期待できます。

■ ポリフェノールを多く含む食品：

ポリフェノールには、「抗酸化作用」と「血行促進効果」があるので、まぶたのたるみ対策に積極的に取り入れたい栄誉素と言えます。

ポイントは、様々な食品をまんべんなく摂取することです。ポリフェノールは食品によって作用が異なるので、上記のものを出来るだけ多く食生活に取り入れましょう。

＊赤ワイン（アルコール）やコーヒー（カフェイン）は、過剰摂取に気をつけてください。

コラーゲン

肌のコラーゲンが減少すると「たるみ」に繋がりますが、コラーゲンは単体で摂取しても体内にうまく吸収できません。

体内に効果的に吸収するには、コラーゲンの合成を促す「ビタミンC」と一緒に摂取するのがポイントです。

さらに、「鉄分」や「亜鉛」もコラーゲンの合成をサポートするので、これらの栄養素も一緒に摂り入れましょう。

■「コラーゲン」を多く含む食品：

■「鉄分」を多く含む食品：

■「亜鉛」を多く含む食品：

（＊ビタミンCを多く含む食品は、すでに紹介しましたので再度ご確認ください。）

コラーゲンだけでなく、ビタミンC・鉄分・亜鉛を一緒に摂ることで、コラーゲンの合成を促進して「上質な形」で体内に吸収することが出来ます。

それによって、肌のハリと弾力をサポートして「まぶたのたるみ対策」になるので、これらの栄養素を食事で摂り入れましょう

卵の薄皮（卵殻膜）

ゆで卵を作った時にできる「卵の白身と殻の間の膜（卵殻膜）」にはコラーゲンを増やす効果があるので、美容のためには捨ててしまってはもったいない部分です。

薄い膜も捨ててしまわずに、卵と一緒に食べれば「たるみ解消」に効果的です。

コラーゲン食品を摂りにくい場合、「卵の薄皮」を積極的に食べて、体内にコラーゲンを増やしましょう。

タンパク質

タンパク質は別名「protein (プロテイン）」とも呼ばれ、肌に限らず、体全体にとって最も大切な栄養素の一つです（炭水化物・脂質と並んで「三大栄養素」）。

タンパク質は、肌（皮膚）以外にも、「筋肉・内臓・血液・爪・髪・骨」など、体のあらゆる部位を形づくっています。

タンパク質は「人間の体全体」を構成しているといっても過言ではなく、この栄養素が不足すると、体や目元にさまざまな支障が生じます。

タンパク質不足で「筋肉量」が減ると血流が悪くなり、目の下にクマが出来やすくなります。目の周りの筋肉が衰退すれば、目元のシワやたるみの進行も加速してしまいます。

また、ホルモンバランスや神経機能を働かせるのにも重要な役割を果たしているので、不足すると体の不調を引き起こし、結果として「肌」にも悪影響を与えます。「体の内側」が健康であってこそ、肌を美しく保つことが出来ることを忘れてはいけません。

さらに、タンパク質は、肌のハリや弾力に欠かせない「コラーゲンの源」でもあるので、不足すると皮膚のたるみに直結します。

女性の場合、「美容と健康」を意識するあまり野菜中心の食生活になり、タンパク質不足に陥るケースが多いものです。

タンパク質は「肌の土台」になるだけでなく、体全体を根本から支えてくれる栄養素なので、食生活に積極的に摂り入れましょう。

■ タンパク質を多く含む食品：

私たちの身体に必要なタンパク質は、約20種類のアミノ酸で構成されていますが、そのうち9種類は体内で合成することができません。しっかり食事から栄養を摂取して、体と肌を健康的に保ちましょう。

内側から根本的に「まぶたの老化現象（シワ・たるみ・くすみ）」を防いでくれます。

たるみを悪化させる食べ物

せっかく「肌にいい食べ物」を取っても、同時に「肌に悪い食べ物」もたくさん食べてしまえば、たるみの予防・改善効果が薄れてしまいます。

とはいえ、我慢しすぎるとストレスになるので、ほどほどに摂取する分には問題ありません。

以下、「たるみを悪化させる食べ物」を紹介するので、日々の食生活の参考にしてください。

糖分を多く含む食べ物

「甘いもの好き」の女性は多いですが、スイーツなど糖分を多く含んだ食べ物は、肌の老化を加速させてしまいます。

糖分は、体内でタンパク質や脂質と結びつくことで「糖化」して、老化促進物質であるAGEsを作り出してしまうのです。

甘いもの（糖質）を食べて「糖化」を引き起こすと、皮膚の代謝に悪影響を及ぼし、肌のコラーゲン線維も破壊してしまいます。

肌の真皮層のコラーゲンが減少すると、皮膚のハリと弾力が失われるので、まぶたを含めて顔全体のたるみを引き起こします。

「糖化」による代謝低下でコラーゲンの生成量が不足すると、さらに「たるみ」が悪化するので、糖分（甘いもの）の摂取はほどほどにしましょう。

ただ、ストレスになるほど我慢するのもアンチエイジングに逆効果なので、「甘い食べ物」は節度をもって楽しみましょう。

炭水化物を多く含む食べ物

炭水化物も「糖化」の原因になりますが、この栄養素を回避するのは現実的ではありません。白米・麺類といった主食に多量に含まれているので、完全に回避するのは不可能ですし、食べないことで体に悪影響もあります。

そこで、白米を玄米に置き換えるなど、糖化しにくい形で「炭水化物」を摂取するのがお勧めです。

他にも、糖化しやすい「うどん・食パン」ではなく、「そば・全粒粉パン」を積極的に食べるようにすれば、炭水化物による糖化を抑制することが出来ます。

特に「そば」は栄養価が高いので、主食の一つとして食生活に積極的に取り入れましょう。そばに含まれる「ルチン（ビタミンP）」は、老化でやせた毛細血管に弾力を与えて強くし、肌の血行を改善する効果も期待できます。

まぶたの皮膚を健康的に保つには、（皮膚表面に栄養と酸素を届けてくれる）「毛細血管」の機能を向上させることが重要です。

アルコール（お酒）

アルコール（お酒）の摂り過ぎも、注意しなければいけません。

アルコールは利尿作用が強く、飲みすぎると深刻な乾燥肌になってしまいます。肌の乾燥は「シワやたるみ」に繋がるので、お酒だけでなく水も十分、飲むようにしましょう。

たしかに、少量のアルコールは心身をリラックスさせ、血管を緩めて血行を促進するメリットもあります。

しかし、飲みすぎると、逆に中性脂肪が血中に流れ出て、血液がドロドロになってしまうのです。血行不良は目元のクマの原因になり、長期的には「シワやたるみ」を引き起こします。

お酒を飲みすぎると睡眠の質も低下するので、肌のターンオーバーが阻害されます。肌の代謝機能が低下して、コラーゲンやエラスチンの生成量が減少すると、まぶたのシワやたるみが悪化するので注意が必要です。

「お酒の飲み過ぎ」には以上のようなデメリットがありますが、メリットもあります。

公益社団法人アルコール健康医学協会のデータによると、お酒を全く飲まない人よりも、適度にお酒を飲む人の方が死亡率が低いことが分かっています。

適量のアルコールが心臓病を予防する善玉コレステロールの量を増やし、悪玉コレステロールを抑える働きをしてくれるのです。

ですから、適量のお酒を飲む分には問題ありませんが、飲み過ぎると肌が乾燥したり血液がドロドロになって、徐々に目元のシワやたるみがひどくなるので注意しましょう。

まとめ

まぶたのたるみは「食生活の改善」ですぐに治るわけではありません。

しかし、まぶたの皮膚は「食べ物」で形作られるので、食事の栄養を見直すことは、長期的には「たるみの予防・改善」に効果を発揮します。

たしかに、スキンケア化粧品で栄養を補うことも大切ですが、「食事の栄養」は体の内側から作用するので、老化対策に根本的なアプローチが可能です。

「たるみに効く食べ物」と「肌に悪い食べ物」の両方をチェックして、ぜひ日常の食生活に役立ててください。

肌にイイモノを積極的に食べれば、徐々にハリと弾力を取り戻し、まぶたのたるみが悪化するのを防いでくれます。

これまで「食事の栄養」や「美容効果」に無頓着だった方は、今日から食生活を見直しましょう。

食生活を改善したうえで、目元美容液やアイクリームを活用すれば、「まぶたの変化」をより実感しやすくなりますよ(^^)