眼瞼下垂は予防しないとヤバイ!?

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、「まぶたが下がって目の開きが小さくなる症状」のことを言います。

これは(年齢が上がるにつれて)”誰にでも起こりうる症状”ですが、トレーニングでまぶたの筋肉を鍛えることで、効果的に予防することが出来ます。

逆に、何も対策しないと「眼瞼下垂」になる確率は高くなります。

特に、(男女問わず)中高年から高齢者にかけて「眼瞼下垂」になりやすいのですが、現代人はパソコン・スマホの画面を見ている時間が長いので、まぶたの筋肉が衰えやすい傾向があります。

30代から「眼瞼下垂」になる方も多いので、できるだけ早いうちからトレーニングで予防しましょう。

「下垂の症状」が軽度なら、まだ改善の余地はありますが、酷くなると自力で治すのは困難になります。

まぶたが垂れて目の開きが小さくなると「老けた印象」が強くなりますし、視界が狭くなるので日常生活に支障をきたすこともあります。

眼瞼下垂になると「頭痛・肩こり・首こり」を併発したり、「うつ・自律神経失調症」など精神的なトラブルを誘発することもあるので、若いうちから対策するのがお勧めです。

以下、まぶたの筋肉を鍛えるトレーニングを紹介するので、眼瞼下垂の予防・改善に役立ててください。

ただし、すでに下垂の症状が悪化している場合は効果が期待できないので、医師の診療を受けましょう。

眼瞼下垂をトレーニングで対策!

眼瞼下垂を予防するトレーニング法を解説します。

「下垂の症状」が酷くなる前に、トレーニングで対策しましょう。

ポイントは、上まぶたの筋肉の「上眼瞼挙筋」(じょうがんけんきょきん)を鍛えることです。

加齢や外的ダメージの影響で、上眼瞼挙筋の力が弱くなると、徐々にまぶたが下がって目の開きが小さくなります。

「まぶたを持ち上げるトレーニング」を意識的に行うことで、上眼瞼挙筋を鍛えて「眼瞼下垂」を予防・改善することが出来ます。

また、トレーニングでこの部位を刺激して、「挙筋スイッチ」を入れることが大切です。

加齢でまぶたが下がるのは、上眼瞼挙筋が衰える影響だけでなく、この部位をうまく働かせられなくなるからです。

そこで、意識的に「上眼瞼挙筋」を刺激して、挙筋スイッチをONにしましょう。

トレーニングを行うと、「上眼瞼挙筋が動く感覚」がつかめますから、この部位を自在に働かせやすくなります。

すると、筋力アップに役立つだけでなく、目をパッチリ大きく開きやすくなるので、「眼瞼下垂の対策」にトレーニングを習慣にしましょう。

以下、具体的にやり方を紹介するので、さっそく実践してみてくださいね。

眼瞼下垂を防ぐトレーニング

眼瞼下垂の進行を防ぐには、上眼瞼挙筋を鍛えましょう。

「上眼瞼挙筋の鍛え方」は次のとおり。

  1. 軽く目を閉じてリラックスする。
  2. 眉の上に指をあてて、眉が動かないように軽く固定する。
  3. この状態で目を大きく見開いて5秒キープ。
  4. 5秒たったら目を閉じて3秒休む。
    (*これを1セットとして5回ほど繰り返す)

このトレーニングで上眼瞼挙筋を鍛えて、眼瞼下垂を予防・改善することが出来ます。

ポイントは、眉と額の筋肉に頼らずに、上まぶたを持ち上げて目を大きく見開くことです。

ふだん意識しないと、眉と額の筋肉を使って目を開くことが多くなります。これでは上眼瞼挙筋が刺激されずに、年々衰退してしまう恐れがあります。

そこで、指で眉の上を軽く押さえて、眉毛と額の筋肉が動かないように固定します。この状態で、目を大きく開くことで、上眼瞼挙筋を効果的に刺激して鍛えることが出来ます。

「指の使い方」は自由です。要は、目を開くときに、眉と額が動かないように指で固定すれば良いのです。

具体的には、左右の眉の上に「人差し指」だけ当てても良いですし、「複数の指」で眉の上を押さえるのも望ましい方法です

眉毛じたいに指を当てるというよりは、眉の上の「おでこ(肌)」に(複数の)指の腹を当てて軽く固定するとやりやすいです。手のひらを使ってもOKです。

まず、眉の上(のおでこ)に「複数の指の腹」や「手のひら」を軽くのせて固定します。そして、この状態で、上まぶたをグッと持ち上げて、できるだけ目を大きく開いてください。

眉と額の筋肉は動かさずに、「上まぶた」だけをグッと引き上げることで、上眼瞼挙筋を効果的に刺激して鍛えることが出来るのです。

このトレーニングを習慣にすれば、徐々に目が大きく開きやすくなりますよ。

トレーニングを継続すれば、まぶたの筋肉が鍛えられるだけでなく、「上眼瞼挙筋の使い方」がうまくなるので、目を自然に大きく開きやすくなります。

加齢で上眼瞼挙筋が衰えたり、筋肉の使い方が下手になると、徐々にまぶたが下がって「眼瞼下垂」になるので、このトレーニングで対策しましょう。

若いうちからトレーニングを行えば、眼瞼下垂を効果的に予防できますし、軽度の下垂なら上記の方法で改善できます(※効果は個人差があります)。

出来るだけ早い段階から対策することで、眼瞼下垂が酷くなるのを防げるので、この方法で筋肉を刺激して鍛えましょう。

重度の眼瞼下垂は自分で治すのが難しいので、早めに医師に相談するのがお勧めです。

眼輪筋トレーニングも効果的!

眼輪筋(がんりんきん)は、眼球をドーナツ状に囲む筋肉で、目の開け閉めに重要な役割を果たしています。

加齢でこの部位が衰えると、目の開閉に支障をきたすこともあるので、トレーニングで対策しましょう。

眼輪筋トレーニングも、「眼瞼下垂の予防」に効果的なので、このページで習得して継続的に実践しましょう。

やり方はとても簡単です。

  1. 目をゆっくり閉じていき、そのままギューッとまぶたを強めに閉じる。
  2. この状態で5秒キープ。
  3. 今度はパッとまぶたを開き、目を大きく見開く。
  4. この状態で5秒キープ。
    (*これを1セットとして5回ほど繰り返す)

「目を5秒ギューッと閉じる」
「目を5秒大きく見開く」

・・・これを交互に繰り返す簡単なトレーニングです。

このトレーニングで「眼輪筋」(目の周りの筋肉)を効果的に鍛えられるので、さっそく実践してみてくださいね。

眼輪筋を鍛えることで、目の開閉がスムーズになるので、まぶたを自然と大きく開きやすくなります。

老化で眼輪筋が衰退すると、「目を開く力」「目を閉じる力」がともに衰えるので、このトレーニングで対策しましょう。

「眼瞼下垂の予防」に効果的なだけでなく、まぶたの筋力アップで皮膚にハリが出るので、目元の美容にもオススメの方法です。

眼瞼下垂を予防するには?

眼瞼下垂を予防するには、上記のトレーニングでまぶたの筋肉を鍛えるだけでなく、(上眼瞼挙筋の)「筋肉の使い方」が上手くなることが大切です。

年齢が上がるにつれて、まぶたの筋力が低下するだけでなく、「筋肉の使い方」が下手になるので、(無意識に)おでこの筋肉を利用して目を開こうとしてしまいます。

結果として、年々おでこにシワが出来やすくなりますし、上眼瞼挙筋が働かないのでその機能が低下してしまいます。

上眼瞼挙筋が機能低下すると、まぶたが下がって「眼瞼下垂」になるだけでなく、おでこにシワが寄って老け顔の原因になるので、早いうちから筋肉を鍛えるトレーニングで対策しましょう。

ただし、トレーニングですべてが解決するわけではありません。

眼瞼下垂の原因はさまざまで、例えば「ハードコンタクトレンズの使用」や「目をこする刺激」なども、まぶたが下がる要因になります。

具体的には・・・

  • ハードコンタクトの長期装用
  • 目をこする刺激(花粉症・アイメイク・クレンジング・洗顔)
  • 眼精疲労・ドライアイ

…等にも注意が必要です。

これらの要因で「上眼瞼挙筋」や「挙筋腱膜」にダメージが蓄積すると、まぶたを上げる力が弱くなって「眼瞼下垂」を引き起こします。

特に、ハードコンタクトレンズを愛用している方は、まぶたの「腱膜」に負担をかけて「腱膜性眼瞼下垂」(けんまくせいがんけんかすい)になりやすいので注意しましょう(眼鏡で過ごした方が長期的には安全です)。

また、花粉症のアレルギーで目を頻繁にこすったり、洗顔やクレンジングでまぶたにダメージを与えると、腱膜が伸びたり緩んだりして「眼瞼下垂」になるので、特に女性の方は注意が必要です。

さらに、目の疲れでドライアイになると、「上眼瞼挙筋」や「挙筋腱膜」に大きな負担がかかるので、パソコンやスマホの使用時間に気をつけましょう。

このように、単に「加齢の影響」だけでなく「外的ダメージの蓄積」で眼瞼下垂になることも多いので、日常生活を見直して「まぶたの負担」を減らすことも大切です。

トレーニングを行う以外にも、外的ダメージを軽減することで、「眼瞼下垂」を効果的に予防することが出来ます。

まぶたが下がるのを防ぐには、(筋力アップのトレーニングを行うだけでなく)日常の習慣を見直して、まぶたに余計な刺激を与えないように心がけましょう。