見た目年齢を一気に老けさせる「まぶたのたるみ」。
年齢とともに、たるみは徐々に進行して酷くなることも…
今は大丈夫だけど、このまま放っておいても大丈夫!?
このページで「まぶたのたるみ具合」をチェックしましょう。
さらに、たるみの原因と解消法も必見です!
まぶたのたるみのチェック項目
以下のチェック項目に多く当てはまるほど、まぶたのたるみが進行している可能性があります。
- 昔より目が小さくなった
- まぶたが重いと感じることがある
- 視界が狭くなり、上の方が見えにくい
- 目を開くとおでこにシワができる
- 頭痛や肩こりがある
- 花粉症などで目をこする癖がある
- ハードコンタクトレンズの装用
- PC・スマホの使用時間が長い
たるみ具合を鏡でチェック!
さらに、鏡を見て「まぶたのたるみ具合」をチェックする方法もあります。次の(1)~(4)を順に行ってください。
- 鏡の前で、目を軽く閉じる。
- その状態で、人差し指で眉毛を押さえて、左右両方の眉毛を固定する。
- 眉毛を固定した状態で、目を開いてまぶたを持ち上げる。
- この時、瞳孔(黒目の中心部分)にまぶたがかかっていなければ問題ありませんが、かかっている場合はたるみが進行しています。
眉毛を押さえて額の筋肉を使わずに、自然と目を開くことができますか?
仮に瞳孔に瞼がかかっていなくても、目を開きにくいと感じたら、まぶたの筋力が低下している可能性があります。まぶたを持ち上げるのが困難で、瞳孔に皮膚がかかっている場合は「眼瞼下垂症」の疑いもあります。
「眼瞼下垂症」は、主にまぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)が衰えることで引き起こされます。まぶたが下垂して視界が狭くなるので、日常生活にも支障をきたすこともあります。
放っておくと、頭痛や肩こり、視力の低下、めまい、うつなどを引き起こすこともありますので、医師の診療を受けることも検討しましょう。
まぶたのたるみの原因は主に加齢
まぶたのたるみの原因は主に加齢です。
年齢が上がるにつれて、目元の弾力と筋肉は徐々に衰えるので、徐々にまぶたは重力に逆らえなくなり「たるみ」が生じてしまうのです。
年齢とともに、肌の弾力不足で皮膚が下垂するだけでなく、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)も徐々に衰えてくるので、まぶたが重いと感じられることが多くなります。
たるみが進行して瞼の皮膚が下に垂れてくると、単に目が小さくなるだけでなく、視界が狭くなり、上の方が見えにくくなることもあります。
視界が狭くなると無理に目を見開こうとして、額にしわが寄ることも多くなります。さらに、頭痛や肩こりを引き起こすケースもあるのです。
外的な原因もチェック
目元がたるむ原因は「加齢」だけではありません。
紫外線や乾燥などの影響で、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力成分が減少すると「たるみ」が生じやすくなります。
また、ハードコンタクトレンズの使用や、洗顔や痒みで目をこするといった習慣も、まぶたが垂れてくる原因になります。
まぶたの皮膚はとても薄くデリケートなので、軽くこすっただけでも毛細血管を傷つけてしまうこともあります。また、瞼を持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)もダメージが蓄積すると、徐々に筋力が衰えて持ち上がりにくくなってしまうのです。
まぶたに強い刺激を与えると皮膚がたるむ原因になるので、日々の習慣を見直すことも大切です。とくに洗顔やメイク落としの時、目元をゴシゴシこすらないように注意しましょう。
たるみ解消法をチェック!
まぶたがたるむ原因は、主に次の2点です。
- 弾力不足
- 筋力不足
年齢とともに、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力成分が減少すると、まぶたはハリを失い「たるみ」が生じやすくなります。また、瞼を引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)が衰えると、たるみが酷くなり「眼瞼下垂」の症状が現れるケースもあります。
これら2つの原因をチェックしたら、たるみ解消法はおのずと明らかになります。
- 弾力を補う
- まぶたの筋力UP
まず、コラーゲンやエラススチンなど肌の弾力成分をサポートして、たるんだ瞼に弾力を補うことが重要です。弱ったまぶたに弾力を補うことで、瞼のたるみが改善されやすくなります。
弾力を補うには、アイクリームを使用するのが効果的です。特に、目の上のたるみには、上まぶた用のアイクリームを使うのがお勧めです。
アイクリームで必要な弾力を補ったうえで、目の周りの筋肉(眼輪筋や眼瞼挙筋)を鍛えるエクササイズを行うといいでしょう。逆に、弾力不足のままエクササイズを行っても、なかなか瞼のたるみが改善しないこともあるので注意が必要です。
アイクリームは目元の乾燥対策にも役立ちます。クリームやジェルで保湿してから、瞼を引き上げるトレーニングを行いましょう。
(*たるみが既に悪化している場合は、医師の診察を受けるのがお勧めです。)