最近、老けた印象が強くなった!?

年齢とともに肌が老化すると、まぶたにたるみが生じます。

加齢の影響で、皮膚の水分・油分・栄養分が減少すると、まぶたはハリを失ってシワっぽくなったり、下に垂れてくるのです。

目元にたるみが出来ると、顔の老け感が一気に増して、実年齢より「老け顔」に見られることが多くなります。まぶたが下に垂れた分、目の大きさが小さくなり、目力も弱くなってしまいます。

「最近、老けた印象が強くなった」と感じたら、まぶたのたるみに原因があるかもしれません。

年々「たるみ」は酷くなる・・・

40代・50代・60代と年齢が上がるにつれて、目元のたるみは目立つようになります。顔の中でも特に目元には視線が集まるので、まぶたの「たるみ」のせいで、老けた印象が一気に強くなってしまうのです。

放っておくと、年々まぶたのたるみは進行して、目の上の皮膚が酷く下垂してしまうこともあります。

年を取ると、目の周りの弾力と筋力が低下するので、まぶたは重力に逆らえなくなり、たるみが酷くなるケースは多いものです。目元の水分量も減少するので、しわしわと皮膚がたるんで、「まぶたの老化」が深刻になります。

特に、腫れぼったい瞼の人は要注意。厚みがある瞼は、脂肪が多くて重たい分、重力に負けて垂れてきやすい傾向があります。加齢でまぶたがたるむと、元々はっきりした二重のラインが隠れて、一重まぶたになってしまうケースも多いです。

まぶたの老化でたるみが酷くなる前に、このページでしっかり改善法をチェックしましょう。

特に今回は、「加齢でたるんだ瞼をどうやって改善するか」に焦点を当てて解説します。おすすめのアイクリームやエクササイズの方法も紹介しますので、最後までじっくりお読みください(^^)

先天性ではなく、たるみの原因が「加齢」の場合、正しいケアをすることで改善が見込めます。逆に、間違ったアプローチをしても、たるみはなかなか治りません。正しいエイジングケアを実践しましょう。

老化でまぶたに「たるみ」ができる原因

まぶたが老化すると、なぜ「たるみ」が生じるのでしょうか?

まずは原因をしっかり把握することが大切です。原因をチェックしてから、改善法を実践しましょう。

肌の水分量の減少

10代・20代の年齢的に若いまぶたは、高い水分維持力があり、肌のハリと潤いを保っています。しかし、30歳を過ぎて年齢を重ねるごとに、肌の水分維持力が低下して、目元の水分量は徐々に減少していきます。

フェイシャルケアの化粧水や美容液でまぶたに潤いを与えても、昔より吸収・維持できる水分量が少ないので、目元のハリと潤いは徐々に失われていきます。結果として、まぶたはシワっぽくなったり、下にたるんできてしまうのです。

加齢で肌の水分量が減少すると、まぶたの皮膚がたるむだけでなく、目の周りが乾燥したり、くすみやシミ等のトラブルも発生します。年々、肌の潤いが低下すると、目元が痩せて顔がやつれて見えてしまうことも多くなります。

肌の弾力成分の減少

年齢とともに、乾燥や紫外線などの影響で、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力成分が減少します。肌の弾力が衰えると、まぶたはハリを失って下にたるんでしまいます。

コラーゲンやエラスチンは、皮膚の構造を支えるのに重要な役割を果たしているので、これらの成分が減少すると、まぶたのたるみが目立つようになります。

特に、40代・50代・60代と年齢が上がるにつれて、目元は弾力不足になるので、まぶたは重力に負けて、たるみが酷くなることがあります。

元々綺麗な二重まぶたが奥二重になったり、皮膚の表面にラインが増えて、三重まぶたになってしまうトラブルも発生します。

肌の自然な老化現象として、皮膚の弾力低下により、まぶたにたるみが生じるケースは多いと言えます。

まぶたの筋肉の衰え

近年多いのが「まぶたの筋肉の衰え」でたるみが生じるケースです。

現代人はパソコン・スマホ・テレビなど、画面を見ている時間が長いので、まぶたの筋肉が衰えやすい傾向があります。画面を見ている時は、まばたきの回数が減少し、顔の表情もほとんど動かないので、表情筋・眼輪筋・眼瞼挙筋などが衰退してしまうのです。

他の体の部位と同じように、目の周りの筋肉も、使われないと年々衰えてしまいます。特に、まぶたを持ち上げる筋肉の「眼瞼挙筋」の力が弱まると、目の上の皮膚が酷く下垂してしまうことがあります。

中高年になると、物事への感動が薄れ、顔の表情の動きも小さくなりがちです。落ち着きがあるのは勿論いいことですが、豊かな表情で笑ったりすることが少ないと、表情筋や眼輪筋が衰退してしまいます。

老化でまぶたの筋肉が衰えると、皮膚が下にたるんできて、目の大きさも小さくなります。黒目の瞳孔にかかるほど皮膚が下に伸びると、視界が狭くなり「眼瞼下垂症」を引き起こすケースも見受けられます。

眼瞼下垂症とは、眼瞼挙筋や挙筋腱膜に異常が生じて、自分の力でまぶたを開けるのが困難になる症状を言います。視界が狭くなるので、「頭痛・肩こり・首こり・うつ・自律神経失調症」などを誘発します。

眼瞼下垂症のたるみは自分で治すのが困難なので、医師の診療を受けるのが良いでしょう。

長年の外的ダメージの蓄積

まぶたの皮膚はとても薄くデリケートなので、外的ダメージの影響が最も顕著に現れます。長年、少しづつダメージが蓄積することで、40歳を過ぎて中高年になると皮膚にたるみが生じます。

年齢的にまだ若くても、花粉症のアレルギーがある方は、目を頻繁にこする刺激で皮膚がたるみやすい傾向があります。また、ハードコンタクトレンズの装用や、アイプチ・二重のりの使用なども、まぶたにダメージを与えてたるみの進行が早くなります。

女性の場合、洗顔やクレンジングの時、メイク落としでゴシゴシ強くこすらないように気をつけましょう。日々のダメージの蓄積が「まぶたの老化」に繋がります。

複合的要因でまぶたはたるむ

まぶたが老化するとたるみが生じますが、複合的な要因で皮膚がたるむ場合がほとんどです。

  • 肌の水分量の減少
  • 肌の弾力成分の減少
  • まぶたの筋肉の衰え
  • 長年のダメージの蓄積

…等々、様々な要因が複合的に作用して、まぶたにたるみを引き起こします。

他にも、目の上の脂肪分が減って、まぶたが痩せてたるむこともありますし、逆に脂肪が増えて、重みで垂れてくることもあります。

また、加齢の影響で目の周りの血流や代謝力が低下すると、まぶたに老廃物をため込んで、皮膚にたるみが生じやすくなります。

老化によるまぶたのたるみ改善法

まぶたが老化してたるみが生じている場合、目の周りの弾力と筋力が衰えているケースが多いと言えます。

  • 弾力の衰え
  • 筋力の衰え

加齢の影響で、まぶたの弾力と筋力が低下すると、重力に負けて皮膚にたるみが生じます。

40代・50代・60代と年齢が上がるにつれて、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力成分が減少し、まぶたの筋肉が衰えることで、目の上の皮膚が垂れ下がってしまうのです。

年々まぶたの弾力と筋力が失われると、皮膚にたるみが出来るだけでなく、ハリを失って目の周りがシワっぽくなってしまいます。

そこで重要なのは・・・

  • アイクリームで弾力成分を補う
  • 瞼の筋肉を鍛えるエクササイズを行う
  • 生活改善で血行促進・代謝促進する

という3つのアプローチです。

老化によるまぶたのたるみを改善するには、この3つのアプローチで、目の周りの弾力と筋力を取り戻すことが大切です。

まぶたの弾力と筋力が復活すれば、たるみが改善して、若々しい印象の目元を取り戻すことが出来ます。

そのためには「アイクリームを使う」「エクササイズを行う」以外にも、生活を改善して目元の血行と代謝力を促進することも大切です。

年を取ると、目元に余計な老廃物をため込んで、たるみ改善が阻害されるケースも多いので、血行と代謝を促進して老廃物を排出しましょう。

老化したまぶたにオススメのアイクリーム

アイクリームを使えば、「老化したまぶたがすぐ若返る」というわけではありません。

しかし、アイクリームで弾力成分を補うことで、たるんだ瞼を徐々に引き締めていけます。ダメージを受けた目元を根本からケアするには、フェイシャル美容液よりアイクリームをお勧めします。

なかでもオススメなのは、上まぶたの引き締めに効果的なアイクリーム『リッドキララ』ですね。コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力をサポートして、たるんだ瞼を効果的に引き締めていけます。

表面的なケアに止まらず、皮膚の角質層まで有効成分をしっかり届けるので、長期的にもまぶたのエイジングケアにお勧めできます。

年齢が上がるにつれて、たるんだ瞼は下に垂れてくるので、リッドキララの「引き締めるケア」でしっかり対策しましょう。

リッドキララは皮膜効果があるので、塗ってすぐ、たるんだ瞼がキュッとリフトアップされます。ハリを出す即効性も凄いので、見た目年齢も若返る感じがしますよね。

リッドキララは「ハリの速効性」「引き締めの持続性」をしっかり実感できて、しかも目元がパッチリするので、”毎日使い”にとてもお勧めですよ(^^)

ちゃんと継続することで、ダメージを受けたまぶたの皮膚を根本からケアできます。

まぶたを鍛えるエクササイズを行う前に、まずはアイクリームで必要な栄養を補ってください。保湿効果もあるので、乾燥対策にもなります。

まぶたの筋肉を鍛えるエクササイズ

弱ったまぶたに美容液やクリームで栄養を補うことも大切ですが、目の周りの筋肉が衰退していると、なかなか瞼のたるみは治りません。

まぶたを持ち上げる筋肉の「眼瞼挙筋」が衰えると、上瞼がどんどん垂れ下がり、目の大きさが小さくなってしまいます。また、眼球をドーナツ状に囲む筋肉の「眼輪筋」が弱まると、皮膚のハリが失われて老けた印象が強くなります。筋力の衰えで、目の開け閉めに支障をきたすケースも見受けられます。

目元の老け感を解消するには、まぶたの筋肉を鍛えるエクササイズを行いましょう。

まぶたの「筋トレ」を行えば、老化によるたるみ解消に役立つだけでなく、目元の筋肉をほぐして血行を促進することも出来ます。血液循環が良くなれば老廃物を排出して、たるみ改善に好ましい皮膚環境をつくるのに役立ちます。

【眼輪筋を鍛えるトレーニング】

  1. 目をギューと強く閉じて5秒キープ
  2. 今度はパッと目を大きく見開いて5秒キープ
    (*これを1セットとして5回ほど繰り返す)

 

【上まぶたの筋肉を鍛えるトレーニング】

  1. 目を閉じた状態で、眉毛を上に引き上げる
    (*額にシワが寄るくらい、強めに眉毛を上げる)
  2. この状態で7秒キープ
  3. ゆっくり眉毛を戻す
    (*この流れを3回繰り返す)

 

【眼瞼挙筋を鍛えるトレーニング】 

  1. 目を閉じる
  2. 左右の眉毛を両手で押さえて固定する
    (*額を手のひらで押さえて固定しても良い)
  3. この状態で、ゆっくり目を開いて5秒キープ
    (*眉毛や額を動かさずに、瞼だけを上げる)
  4. 瞼を下ろして、目を閉じる
    (*これを1セットとして5回繰り返す)

 

【8の字エクササイズ】 

  1. 目を自然と開く
  2. 目を開いた状態で、8の字(∞の形)を描くように眼球を動かす
    (*回す向きを変えて、5回ずつ行う)

⇒眼輪筋を鍛えることが出来ます。

 

【目を左右に寄せるエクササイズ】 

  1. 目を自然と開く
  2. 黒目をできるだけ左に寄せて5秒キープ
  3. 今度は、黒目をできるだけ右に寄せて5秒キープ
    (*これを3セット繰り返す)

⇒眼輪筋を鍛えることが出来ます。

 

*さらに詳しく知りたい方は・・・
■まぶたを鍛えるトレーニング方法の詳細は、こちらのページをご覧ください。
たるみ解消エクササイズで、まぶたの筋肉を鍛える!

上記リンク先のページでは、より詳しく筋力UPのエクササイズの方法が分かります。

生活改善して血行・代謝を促進する

まぶたが老化して老廃物がたまっていると、必要な栄養素を取り入れにくくなり、たるみの改善が阻害されます。

年齢とともに、目元の血行や代謝力が低下すると、まぶたに余計な老廃物をため込んで、たるみを悪化させることもあります。

若い頃は、まぶたの血流や代謝機能も高いため、必要な栄養素を活発に取り入れて、健康的なハリや弾力を保っています。

ところが年々、まぶたの栄養循環が悪くなるため、たるみが治りにくくなってしまいます。

そこで、生活習慣を改善して、まぶたの血行と代謝力を促進することも大切です。それによって、余計な老廃物を排出すれば、必要な栄養素を取り入れやすくなり、たるみ解消に繋がります。

以下の習慣は、まぶたに余計な水分や老廃物をため込んでしまうので注意してください。

  • 目の酷使・眼精疲労
  • 体の疲れ・体調不良
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 無表情の生活・仕事
  • ストレス
  • ダイエット
  • お酒の飲みすぎ
  • 塩分の濃い食事

パソコンやスマホで目を酷使したり、睡眠不足で体の疲れが取れないと、まぶたに余計な水分や老廃物をため込んで、目元がむくんでしまいます。

目元にむくんで余計な水分や老廃物をため込んでいると、まぶたが老化してたるみの症状が悪化する恐れもあります。

適度に体を動かしたり、健康的な生活をして、まぶたの血液循環と代謝機能を改善しましょう。余計な老廃物を排出することで、まぶたのたるみは治りやすくなります。

美容整形でたるみを治す?

上まぶたが酷く垂れ下がっている場合、「美容整形でたるみを治す」という方法もあります。

たるみが酷くなると自分の力で治すのが困難になるので、医師に相談することも大切です。

美容整形の切開法の施術を受ければ、まぶたの余計な皮膚や脂肪を除去して、加齢による「たるみ」を解消することが出来ます。

腫れぼったい瞼は、脂肪の重みで垂れやすいので、整形手術で余分な脂肪分を除去すれば、上まぶたをスッキリさせることが出来ます。

切開法の二重整形の施術を受ければ、たるみを解消して綺麗な二重に戻すことも可能です。

比較的”手軽”な方法としては、メスを使わない「埋没法」といった施術もあります。埋没法は、医療用の極細糸を使って、メスを使わず綺麗な二重をつくる施術です。

軽度のたるみなら、埋没法の二重術で改善できます。

加齢の影響で、まぶたの筋肉が弱って「眼瞼下垂症」を引き起こしている場合、たるみを自分で解消するのは困難です。

老化で眼瞼挙筋が衰えているだけでなく、挙筋腱膜やミューラー筋も衰退している可能性があります。クリニックで医師の診療を受けることも検討しましょう。