「まぶたのたるみ改善に、蒸しタオルは役に立つの?」と疑問に思っている方は、このページで目元を温める効果をチェックしましょう。

このページを読めば・・・

  • 蒸しタオルによる「まぶたの改善効果」
  • 蒸しタオルの作り方・使い方・注意点

がスッキリ分かります(^^)

「蒸しタオルにどんな効果があるのか」
しっかり把握してから活用しましょう。

蒸しタオルの作り方・使い方も分かるので、今からすぐ実践できます。

  • タオルのベストな温度は?
  • 注意点は?
  • 温冷療法とは?

詳しくチェックしましょう。

ところで・・・
現在、まぶたのたるみにお悩みかと思いますが、「たるみ」と「むくみ」の違いはご存知でしょうか?

この違いを知っておくことは重要なので、この点についても解説します。

間違ったアプローチをしても、目元の不具合は解消しないので、正しいケアを行いましょう。

まぶたのたるみに蒸しタオルは効果あるの?

まず結論から言えば・・・
蒸しタオルで目の周りを温めても、まぶたのたるみはすぐに治るわけではありません。

というのは、たるみの原因は主に、加齢による瞼の「弾力不足」と「筋力不足」だからです。目の周りを蒸しタオルで温めても、まぶたの弾力や筋力がすぐに回復するわけではありません。

– たるみの原因 –

  • まぶたの弾力不足
  • まぶたの筋力不足

⇒蒸しタオルですぐに治るものではない

加齢でまぶたはたるむ

加齢の影響でまぶたの弾力と筋力が低下すると、皮膚にたるみが生じます。

年齢とともに、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力成分が減少すると、まぶたの皮膚はハリを失ってたるんできます。また、年々まぶたの筋肉も衰えるので、目の上の皮膚が持ち上がりにくくなり、垂れ下がってくるのです。

まぶたのたるみは治りにくい

加齢で少しずつ、まぶたの弾力と筋力が低下して「たるみ」が生じるので、蒸しタオルで目元を温めたからといって、すぐに治ることは期待できません。

たるみを改善するには、時間がかかるのです。

日々、アイクリームで弾力成分を補ったり、まぶたを鍛えるエクササイズを行うことで、たるんだ瞼を少しずつ引き締めていけます。また、目の上の皮膚の水分・油分・栄養分のバランスも大切ですから、生活改善も必要と言えます。

蒸しタオルの効果は?

ただし、蒸しタオルに全く効果がないわけではありません。

というのは、目の周りを温めることで、目元の血行状態を改善して、皮膚環境を整えることが出来るからです。

特にまぶたに限らないことですが…
血のめぐりが良い方が、体の部位を健康的に保てることはイメージできると思います。

まぶたも同じで
血液循環が良いと、栄養素を取り入れて老廃物を排出する働きが活発になります。

蒸しタオルで目元を温めれば、まぶたの血液循環を改善できるだけでなく、毛穴を開く効果も期待できます。

結果として、体内からだけでなく、体外からも(美容液などで)栄養素を取り入れやすい状態になるので、たるみ解消に好ましい皮膚環境をつくることが出来るのです。

蒸しタオルですぐにたるみが取れるわけではありませんが、長期的にはたるみ改善に役立ちます。

「むくみ」は、蒸しタオルで治りやすい

まぶたの「たるみ」は、主に肌の老化が原因なので、蒸しタオルを使ってもすぐには治りません。しかし、「むくみ」の場合は、目の周りを温めることで、すぐに改善するケースも多いと言えます。

ここで、まぶたの「たるみ」と「むくみ」の違いを理解しておきましょう。

  • まぶたの「たるみ」の原因
    加齢による弾力と筋肉の衰え
    ⇒ハリを失い、重力に負けて垂れてくる
  • まぶたの「むくみ」の原因
    血行やリンパの流れの悪化
    ⇒余計な水分や老廃物をため込んでいる

まぶたの「たるみ」は、主に加齢の影響で、目の周りの弾力と筋肉が衰えることで引き起こされます。これに対して、「むくみ」は、体の疲れや目元の疲れで、血行やリンパの流れが悪化することによって引き起こされるのです。

「むくみ」の場合、血行不良で一時的に老廃物をため込んでいることが多いので、蒸しタオルの即効性が期待できます。まぶたを温めることで老廃物を排出でき、すぐに解消されるケースが多いと言えます。

蒸しタオルで「むくみ」が治れば、一時的な目元の不具合(三重まぶた等)も解消されます。また、目の周りを温めることで、眼精疲労の改善も期待できます。

まぶたにむくみが生じやすいと、年齢が上がるにつれて「たるみ」を引き起こすリスクが高まります。目を酷使したり、体に疲れを溜めないように気をつけましょう。睡眠不足・寝すぎ・運動不足・アルコールや塩分の摂り過ぎも、まぶたのむくみの原因になります。

蒸しタオルでむくみを解消すれば、老廃物を排出できるので、たるみを予防するのにも役立ちます。

蒸しタオルの作り方

蒸しタオルは、別名「ホットタオル」と言いますが、ポイントは「熱くし過ぎないこと」です。

手で触って熱く感じる温度だと、目の周りに使うには刺激が強すぎます。熱いタオルは、肌の水分を奪ってしまいますし、まぶたに強いダメージを与えるので要注意。

温度は50℃を超えると熱すぎます。人肌の温度~40℃くらいに調整しましょう。

蒸しタオルは、電子レンジで手軽に作ることが出来ます。

方法は・・・

  1. 薄手のフェイスタオルを用意する
    (*厚いタオルは温まりにくい)
  2. 水に濡らして固く絞る
    (*水が垂れないくらいに固めに絞る)
  3. ロール状に丸めるか、小さく畳む
    (*ジップロックに入れたり、ラップで包んでも良い)
  4. 電子レンジで30~60秒ほど加熱する
    (*気持ち良い温度に調整する)

 

加熱しすぎないように要注意。火傷に気をつけてください。
*まずは「低めの温度」で試してみるのがお勧めです。

 

蒸しタオルの使い方

蒸しタオルの使い方は・・・

  1. ちょうどいい大きさに畳む
  2. まぶたの上にのせる
  3. タオルが冷えたら外す

蒸しタオルで目の周りを温めることで、まぶたの血液循環を改善できます。目元の血行が良くなれば、溜まった老廃物を排出して、むくみを解消することが出来ます。

温かいタオルで血液循環が良くなり、余計な老廃物を排出できれば、たるみ改善に好ましい皮膚環境をつくることが出来ます。

蒸しタオルの使用後は、肌が乾燥するので、化粧水・美容液・クリームで保湿しましょう。

【温冷療法】で効果を高める

さらに血液循環を改善するには、【温冷療法】という方法があります。

簡単に説明すれば、「まぶたを温める」「冷やす」を繰り返す方法です。

方法は・・・

  1. 蒸しタオルを30~60秒、まぶたに当てる
  2. 冷水で軽く洗顔するか、冷たいタオルをまぶたに当てる
  3. 再び、蒸しタオルでまぶたを温める
    (*この流れを数回繰り返す)

「温める」「冷やす」を交互に行うことで、まぶたの血行をさらに促進することができます。

まぶたのむくみを解消したり、三重まぶたを綺麗な二重に戻すのに役立ちます。

滞っていたた目元の血行を促進して、老廃物を流してやれば、たるみの予防や改善にも効果が期待できます。

お風呂で血行促進

電子レンジでわざわざ蒸しタオルを作らなくても、お風呂の湯舟に浸かりながら、ホットタオルでまぶたを温めてもOKです。

湯舟に浸かれば、全身の血行が良くなりますし、気軽にホットタオルでまぶたの老廃物を流すことが出来ます。

清潔なタオルを使用しましょう。
また、熱いタオルは禁物です。

まとめ

蒸しタオルを使っても、まぶたのたるみはすぐには治りません。

しかし、目元の血行を促進すれば、余計な老廃物を排出して、たるみ改善に好ましい皮膚環境をつくることが出来ます。

血行を良くするだけで、またぶのたるみが解消されるわけではありません。

他にも・・・

  • 美容液・アイクリームで瞼をケアする
  • まぶたを鍛えるエクササイズを行う
  • 生活習慣を改善する

等々、実践しましょう。