• 目元が腫れぼったい…
  • まぶたが垂れて上がりにくい…
  • 目がぱっちり開かない…

これって「むくみ」?
それとも「たるみ」!?

目の「むくみ」と「たるみ」の違いをチェックしましょう。

また、むくみが「たるみ」を引き起こす理由も必見です。

目のむくみとたるみの違いをチェック!

まずは目のむくみの原因をチェックして、たるみとの違いを理解しましょう。最初に原因をしっかり把握することが大切です。

目のむくみの原因

目がむくむ原因はさまざまです。

目の疲れ

目が疲れるとまぶたにむくみが出やすいと言えます。パソコン・スマホ・テレビなどの画面を長時間見ていると、まぶたに緊張が続いて筋肉がこわばってしまいます。目の周りの筋肉が使われずに緊張状態がずっと続くと、まぶたの血行が悪化して「むくみ」が出やすくなります。

現代ではTVだけでなく、PC・スマートフォンの使用時間が長いことから、常に目に負担がかかり、慢性的にむくみが生じているケースも多いと言えます。

体の疲れ

体が酷く疲れている時や体調不良の時も、目元にむくみが出やすいと言えます。全身の血流やリンパの流れが悪く、代謝力が低下していると、特に目の周りにむくみが生じやすくなります。

寝不足(または「寝すぎ」)

睡眠は老廃物や水分を排出する働きがありますが、寝不足になるとそれらをため込んでしまいます。老廃物や水分がたまると「むくみ」が出やすくなります。

逆に寝すぎると、リンパが顔や目元にたまり、むくみが生じやすくなります。

まぶたをこする

まぶたの皮膚はとても薄くデリケートなので、ちょっとこすっただけでも毛細血管が傷つき、赤く腫れてしまうことがあります。洗顔やメイク落としでゴシゴシこすると、目の周りがむくんでしまう原因になります。

アルコールや塩分の摂りすぎ

顔のむくみと同じように、お酒や塩分の多い食事をとると、目元がむくむ原因になるので注意しましょう。

慢性的な目元のむくみ

一般的に、以上の要因をチェックして生活改善すればむくみは解消されますが、現代ではパソコン・スマホなどを見ないわけにはいかないので、なかなかむくみが引かないケースが多いと言えます。

仕事であれ娯楽であれ、画面を見る時間が長ければ、目元の血行状態はなかなか改善されません。モニターを見続けて目の周りの筋肉があまり使われないと、瞼にむくみが慢性的に現れます。

目のむくみ=たるみ?

目がむくんでいると、まぶたが腫れぼったくなっていたり、通常より垂れ下がって見えることが多いでしょう。この点から「目のむくみ=たるみ」と捉えることも出来なくはありません。

しかし、両者の原因は根本的に異なります。

目のむくみは主に、血行やリンパの流れが悪かったり、水分や老廃物をため込むことで引き起こされます。これに対して、目のたるみは主に、加齢による皮膚の弾力不足や筋力不足で引き起こされるのです。

そのため、「むくみ」の方は、体や目元の疲れが取れればすぐに解消されるケースが多いのですが、「たるみ」の方は主に加齢が原因ということもあって、すぐには改善されないケースが多いと言えます。

ただし、先ほども言ったように、現代ではPC・スマホの使用により慢性的にまぶたがむくんでいることも多く、結果として「むくみ」と「たるみ」の区別がつきにくいことも多いのです。

また、年齢とともに徐々に瞼の弾力や筋肉は衰えていきますから、40歳を過ぎていれば、「たるみ」と「むくみ」が同時に生じている可能性が高いと言えます。

類似点と相違点

厳密には、まぶたの「たるみ」と「むくみ」は違うのですが、「ぱっちり目が開きにくい」という点では同じです。まぶたが垂れて重たく感じられることもあるでしょう。

また、元々綺麗な二重まぶたが三重まぶたになってしまったり、左右アンバランスな目元になることもあります。多かれ少なかれ、目元に不具合が感じられるという点も同じと言えます。

違う点はといえば、「むくみ」の方は、まぶたが腫れぼったく見えることが多いという点です。「たるみ」の方は、弾力と筋肉の衰えで垂れてくるので、とくに腫れぼったくなるわけではありません。

ただし、元々脂肪が多く厚みがある瞼は、「たるみ」なのか「むくみ」なのか見分けがつかないことも多いでしょう。また、現代ではパソコン・スマホの普及で目を酷使することが多いので、慢性的に「むくみ」と「たるみ」が同時に現れている可能性も高いと言えます。

目のむくみが「たるみ」を引き起こす!?

現代では、パソコン・スマホ・テレビがある生活が当たり前になっているので、目は常に緊張やストレスにさらされています。仕事でも娯楽でも、画面を見続けることで、目元の血行状態が悪くなり、慢性的にむくみが生じているケースが多いと言えます。

毎日、目を酷使する生活を送っていると「むくみ」だけでなく、「たるみ」が生じる可能性が高くなります。慢性的な目のむくみは「たるみ」を引き起こす原因にもなるのです。

むくみが「たるみ」を引き起こす

上瞼を引き上げる筋肉を眼瞼挙筋というのですが、この筋肉が衰えるとまぶたは持ち上がりにくくなってしまいます。

慢性的な目のむくみは、この眼瞼挙筋に負担をかけます。眼瞼挙筋は薄くデリケートなので、ダメージが蓄積すると筋力が衰えてしまいます。

また、目がむくんでいる状態は血行やリンパの流れが悪く、代謝力も低下しているので、まぶたの弾力や筋肉が衰えることに繋がります。血液や栄養の循環が悪いと、コラーゲン・エラスチンなどの肌の弾力成分が失われ、瞼の筋力の低下にもつながります。

目の周りの筋力低下が「たるみ」に繋がる

他の体の部位と同じように、目の周りの筋肉も使われないと衰えてしまいます。

PC・スマートフォンを見ている時は、目元や顔の動きが少なくなり、まばたきの回数も減少します。表情筋や目の周りの筋肉(眼輪筋・眼瞼挙筋)が衰えると、年齢とともに「たるみ」が生じる可能性が高くなります。

パソコン・スマホは「むくみ」の原因になるだけでなく、「たるみ」を引き起こす要因にもなるのです。

乾燥・ドライアイ

パソコン・スマホ・テレビを長時間見ていると、目が乾燥しやすく痒みが生じることも多いでしょう。痒くてこすってしまうと、デリケートなまぶたにダメージを与えてしまいます。ダメージが蓄積すると、短期的に目元がむくむだけでなく、長期的に「たるみ」を引き起こす原因になります。

また、PC・スマートフォンの普及でドライアイに悩む人は増加しています。ドライアイの場合、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋に大きな負担をかけるため、ダメージの蓄積が大きくなります。結果として、たるみが生じる可能性が高くなってしまいます。

アイメイク・メイク落とし・洗顔

アイメイク・メイク落とし・洗顔などで目元に強い刺激を与えると、まぶたに「むくみ」が生じることもあります。むくみが生じるということは、それだけ強いダメージをまぶたに与えているということでもあります。

ダメージが蓄積すると、短期的に「むくみ」が生じるだけでなく、年齢が上がるにつれて「たるみ」が生じるリスクが高まります。

目の周りをあまりゴシゴシこすったりしないように注意しましょう。

まとめ

目の「むくみ」と「たるみ」は厳密には区別されますが、40歳を過ぎていれば、両者が同時に現れている可能性が高いでしょう。

現代では、パソコン・スマホ・テレビによって「慢性的なむくみ」が生じているケースが多く、「むくみ」と「たるみ」は区別しにくくなっています。

PC・スマートフォンで慢性的に目がむくんでいると、長期的には「たるみ」を引き起こす原因になります。

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